熊本で相続の相談なら熊本の相続相談窓口の遺産分割の種類

被相続人が遺言によって指示した分割方法で、何よりもこちらが最優先です。
被相続人の意思が尊重されます。例外として遺贈により財産を取得する第三者がいない場合に限り、相続人全員の承諾があれば指定分割を協議分割に変更することが出来ます。

共同相続人全員の協議により行う分割方法です。
全員の参加と同意が必要で、一部の相続人を除外したり、無視をした場合は、協議は無効になります。一人が全財産を受け取っても構いませんし、平等に分けても構いません。結果的にどう分けたとしても相続人全員の協議が整ったのであれば有効です。

遺産そのものを現物で分ける方法です。
現物分割では、現物そのもので各相続人に分けますので場合によっては不平等になる場合があります。評価額1,000万円のダイヤと500万円サファイヤ等宝石は半分にすることが出来ませんし、そのまま一つずつ相続してもお互い納得するでしょうか。その際は、その差額分を金銭等で支払うなどして差額を埋めます。

遺産全部または一部を売却して現金に代えて、その現金を分割するという方法です。
遠方の実家等、管理も厳しく必要ない場合にこの方法が採られます。

遺産の現物を1人（または数人）が受取り、その取得者が、他の相続人に対し相続分相当を現金または取得者の財産で支払うという方法です。

遺産を相続人が共有で所有する方法です。
協議がまとまらない場合など法定相続分で所有します。
共有名義の財産は、この後の利用や売却などに共有者全員の同意が必要です。